タイミング

こんばんは、ことにです。

先日、TOUTEN BOOK STOREという金山の近くに新しくできた本屋さんに寄ってみた。

その日はちょうどブラジルコーヒーで朝からバイトをしていて、

たまたま入ってきたお客さんの声が特徴的で、なんかきいたことあるなぁ

と思う。一度授業を受けたことがある大学の先生な気がする。

声だけじゃ心許ないので、見た目やら、服やら総合的に判断したところ

やっぱりその先生に違いないと思ったので、声をかけると御名答！

喫茶店の店員に職業を与えられ怪訝そうにしていたけれど、

おしゃべりが好きな先生で、なんとなく話しているうちにTOUTEN BOOK STOREの

話に。

ブラジルコーヒーにも、TOUTEN BOOK STORE開店前からクラウドファンディングのビラが置いてあったりと、何気に気になっていたので、先生にあったのをきっかけに寄ってみることにした。

バイト終わりで、タバコの匂いが染みついたまま本屋さんに向かうと

金山駅からは少し離れたところにあって、ひっそりした、さびれた店が並ぶところにあった。

扉は、改装前の状態のままという感じで一瞬どこから入るのかわからなかったのと、初めて入る店への緊張感とで狼狽えたけれど、なんとか中に入る。

案外人がいて、ボタニカルな感じのおしゃれというか着飾っていないおしゃれのお客さんばかりで、八時間働いた後の、髪も少し乱れて、タバコ臭いままの自分にややの羞恥心も感じつつ、さっと一回りして、結局一番入り口に近いところにつまれた2冊の本を買い、レジ横のコーヒー豆も勢いにまかせて一袋買った。滞在時間およそ１０分。

帰り道、このままおばあちゃんちにでもよろうかなと思ったけど、

なんとなくやめてしまった。